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こんにちわ。静岡市清水区で車の整備や車検を
行っている岩下モータスの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
ています。
必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
てください。
■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
今回はホンダステップワゴンのエアコンが効か
ない問題を解決していきたいと思います。
お客様からあさイチは調子良くエアコンが効く
んだけど数分でエアコンが効かなくなるらしく
入庫しました。一体全体前言撤回!どういうこ
なのかはさておき、早速試運転をしていきたい
と思います。あさイチということで、暫くの間
車が冷えるまで待ち走り出しました。確かに
エアコンは効いています。マグネットクラッチ
の入りも良くかなり冷えています。10分くら
い経ちましたかねぇ。急にエアコンの冷えが悪
くなり、お客様の言っていた症状になりました
その後も冷えることはなく、まずはエアコンの
ガスの量と圧力を細かく測定してみることにし
ました。結果は何も問題はありませんでした。
この問題がないことが問題で、エアコン不良の
探求は実に難しい場合がほとんどです。
ボンネットを開けてコンプレッサーのマグネッ
トクラッチが入っているのにクーリングファン
が回っていません!
ここで故障原因が絞れて来ました。ガスの量も
圧力も正常なので電気系統とは思いましたが、
クーリングファンだったとは・・・・・・・・
実はこれだけでは無かったのです・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ここから長くなるので是非参考にしてみて下さ
いね。
まずはエンジンが寒冷時にエアコンスイッチを
オン!クーリングファンは右側ですが回ってい
ます。クーリングファンはコンデンサーを冷や
すファンで冷房力に直結します。左側はラジエ
ターファンでエンジンを冷やす役目になってい
てこのファンが回らないとエンジンはオーバー
ヒートしてしまいます。寒冷時なのでラジエタ
ーファンは回っていないのは正常です。
ん?まてまて!クーリングファンが回ってるや
ん!室内はキンキンに冷えています。しばらく
放置していると、急にクーリングファンが停止
状態になりました。即座に右の赤○のカプラー
を外しクーリングファンモーターをバッテリー
から直結します。
ま、回らん!どうやらモーターが熱を帯びると
モーターが回らなくなる見たくて、あるある
ですね〜。ということでクーリングファンモー
ターの交換となりました。ちゃんちゃん!
んなことはありませんでした!これから次から
次へと問題が・・・・・・・・・・・・・・・
次号に続く・・・と言いたいのですが一気に
ことを勧めていく所存であります!なぜならば
深夜2時のテンションだからです!
クーリングファンモーターを発注する前に色々
他も調べておこうと思いました。きっと他にも
原因はあると!まずは配線図とのにらめっこ!
とにかく完全暖気状態で電気系統を点検してい
きます。
クーリングファンモーター、ラジエターファン
モーター、ラジエターファンリレー、クーリン
グファンユニットが暖まると機能していないこ
とがわかりました。特にラジエターファンが
回っていないということは・・・・・・・・・
オーバーヒートを今まで良くしなかったなと
おもいました。お客様も通勤で15分位しか
使わないので、オーバーヒートまでは至らなか
ったのでしょう。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
原因が特定出来たので、いよいよ作業を進めて
行きたいとおもいます。まずはクーリングファ
ンとラジエターファンの2つを外す必要がある
ので、フロントグリルを外します。グリルは
8ミリのボルトを2本を外し、硬いクリップを
バキバキと引き抜きます。ホンダ様は頑固に
出来ているので、ある程度の勇気を持ってバキ
バキ外して下さい。黄色い矢印方向に抜きたい
ので赤○の8ミリボルトを外し、ステイ類を
外していきます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
赤枠の部分が引き抜きたいクーリングファンと
ラジエターファンになります。なので黄色○の
8ミリのボルトを2本外しモーターセンサーを
2箇所外せば上に持ち上げることが出来ます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
赤枠の部分がクーリングファンとラジエター
ファンになります。分割型なのでラジエターの
アッパーホースを外し、ラジエターのスティを
外しておけば簡単に抜き出す事が出来ます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
左がラジエターファンで右がクーリングファン
になります。今回モーターだけの交換なので
費用を抑えるために、社外新品を使用していま
す。1個6,000円です。しかし2個とも
故障しているなんて・・・経験上なかなかない
ですねぇ。
とりあえずすべてを組み付けて、冷却水も補充
していきます。エンジンをかけてエアコンON
いい感じでクーリングファンも回っています。
電動ファンも確認したいので、しばらくエンジ
ンをかけていると・・・・・・・・・・・・・
先ほど述べた様に、クーリングファンが回って
いません!配線図を予め用意して、ある程度の
推測はしてあったので・・・・・・・・・下へ
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
まずはエンジンルーム内のヒューズボックスを
確認していきます。赤枠の部分がカバーになっ
ているのでパカッと開けます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
赤枠の部分がクーリングファンのリレーです。
黄色の部分がファンリレーとです。念のために
ファンリレーは交換するとして、クーリング
ファンリレーが今回の悪の根源でした。やはり
熱を帯びると、クーリングファンモーターの
配線に電気を流していませんでした。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
なのでクーリングファンリレーを交換していき
ます。まずはヒューズブロックを浮かす必要が
あります。必ずバッテリーのマイナス端子を
外しておきましょう。ここらでショートしてし
まうともう大変なことになってしまいます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
これがクーリングファンリレーです。対策品に
なっているのか、品番がかなり違います。
すべてを組み付けて再度確認!問題なく作業を
完了できました。
岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
を中心に、お客様の大切なお車を地域に45年
間お守りしております。
お車のチョットした疑問などを解決できる様に
日々心がけております。
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静岡市清水区由比入山1977
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