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こんにちわ。静岡市清水区で車の整備や車検を
行っている岩下モータスの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
ています。
必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
てください。
■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
今回はハイエースのエアコンが効かない問題を
解決していきたいと思います。
お客様から最近エアコン効きが弱い様な気がす
るとの事で車を借りる事になりました。この夏
にエアコン不良の車を、営業車として乗れませ
んよね。たしかに私も試運転してみたのですが
アイドリング中に弱く感じ、高速ではキンキン
に冷えています。とりあえずガスの量と圧力を
見てみます。問題はありませんね。次にコンプ
レッサーが回っているかどうかですね。
でました!可変容量コンプレッサーを使用して
いますねぇ~。この聞きなれないコンプレッサ
ーは常時回転しています。多くのコンプレッサ
ーはマグネットクラッチというものが先端に
装備されています。マグネットクラッチが入る
とカチンっと金属音がして、目視でも確認出来
るのですが、可変容量コンプレッサーは常に
回転しているので、判断が難しいです。調べて
みると環境に良く燃費もいいとの事です・・・
判断基準は赤矢印の部分がコンプレッサーで
鏡越しに見える白○がクラッチの合わせマーク
となっていて、少し危ないのですがこの状態で
エンジンONのエアコンONで合わせマークが
回転していればマグネットクラッチは作動して
いることになりますねぇ。少し長かったですが
可変容量コンプレッサー様は、正常だと判断が
出来ます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
あっ!先に述べてしまいましたね。このタイプ
のコンプレッサーの明確な点検方法は正直わか
りません。コンプレッサーの低高圧力と電源が
来ているか、また合わせマークが回転している
かの3点セットで私は判断しています。何方か
詳しい情報がわかる方がいたら、ご教授お願い
致します。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ご察しの通りクーリングファンだろうかと思い
リフトアップ。画像では解りづらいのですが
ファンは回っていますねぇ~。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
次に良くあるある問題のファンリレーを点検し
ていきます。なぜあるあるなのか?実はリレー
が熱を帯びてくると正常に作動しないことが
たまにあるんです。ここの判断が難しく青矢印
3-4番で赤線が1-2番という内訳ですが、
3ー4番の導通テストと実際に電気が来た時の
1-2番の電源の入り方でリレーのメス側の
配線を点検します。リレー本体は単純にリレー
テスターで調べます。2,000円位で売って
いるので良く使う方は購入しておいてもいいか
もしれませんね。あと熱帯問題はドライヤーを
使用します。リレーに直接熱風をかけてリレー
本体を物理的に熱くします。で、テスターに
かけます。原始的ですが一番判断し易いです。
ドライヤーとテスターの画像を乗っけておけば
良かったですね〜。この夏もエアコン修理は
まだまだあるので、次回に詳しく說明していく
ので、ブログを覗いてみて下さいね。
脱線しましたが、リレー本体と基盤には問題は
ありませんでした。正常ですね〜。じゃーどこ
が故障してんねんってなりますよね。やはり
熱帯(昼帯)問題でした!クーリングファンが
暖まるとファンの回転数がガタ落ち!
なるほど!!!全てがここで合致しましたぁぁ
アイドリング中や信号待ちではエアコンの効き
が悪く、高速時ではファンの回り弱いものの
コンデンサーに風が直接かかるのでエアコンの
効きが良くなったのだと!エアコンの効きは
いかにコンデンサーを冷やすかにかかっていま
す。なるほど~熱帯問題は根強いですね。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
しかし暑いですね。こちら静岡は36度。ほぼ
基礎体温です。みなさん熱中症には十分気おつ
けて下さいね。休憩後作業開始・・・・・・・
ファンシュラウドを外して行きます。赤矢印の
部分はファンのカプラーとなります。ここには
カプラー4個とレジスターが付いているので
完全に離脱します。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
青矢印はオートマオイルラインです。これを
外さないとファンシュラウドは下に落とせませ
ん。赤○は8ミリボルトになっています。今回
の最難関と言っても過言ではありません。左上
の8ミリボルトがメチャクチャ外しにくくなっ
ています。外れたはいいけど着けるにはもっと
大変です!手でなんとかボルトを触れるのが
やっとです!みなさん!ここが腕のみせどころ
ですよ。頑張って下さいね。着けるのはもっと
大変です。頑張って下さいね。ちなみに私は
ベビィーラチェットを駆使しながら、なんとか
脱着できました。かなり感だよりの作業になる
ので・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
なんとか外れました!ファンシュラウドを抜く
のも知恵の輪状態でした。コツとしてはエアコ
ンのパイプ類を紐などで後ろに押し下げて行く
と作業はかなり楽になります。モーターは
社外品のモーターになります。6,000円×
2になります。社外品が出ている自体で良く
壊れる部品なんでしょうね。フィンを指で軽く
回してみると、ゴリゴリと異音がしてたので
やはりモーターの経年劣化なんだなと確信でき
ました。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
モーター単体をバッテリーで直結にして暫くの
間回してみると、急にクゥーーーーーーーんと
回転が遅くなり、モーター不良を再度確認でき
ました。エアコンの効きはいかにコンデンサー
を冷やすかがカギになります。コンデンサーを
冷やすモーターが弱いと当然、エアコンの効き
は悪くなりますよね。
何はともあれ今年の夏も暑いので、快適なカー
ライフをお過ごしくださいね。
岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
を中心に、お客様の大切なお車を地域に45年
間お守りしております。
お車のチョットした疑問などを解決できる様に
日々心がけております。
また修理の見積もりのご依頼も承っております
ので静岡市清水区の岩下モータースにお気軽に
お問い合わせください。
静岡市清水区由比入山1977
054-375-3083
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るので、ぜひ岩下モータースのホームページに
遊びに来てくださいね。
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ここで少し車検のご案内をさせて頂きます。
詳しい情報は岩下モータースの公式ページの
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