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こんにちわ。静岡市清水区で車の整備や車検を
行っている岩下モータスの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
ています。
必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
てください。
■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
今回はIМAの警告灯と修理方法を紹介してい
きたいと思います。
お客様から一週間前くらいから、謎の警告灯と
エラー音が聞こえる様になり、今日に至っては
警告灯とエラー音が連発しまくっているとのこ
とで、不安になり連絡を頂きました。
それはそうですよね~。心配にもなりますよね
と、言うことで早速エラーを故障診断していき
たいと思います。
追記・・・IМAシステムとは要はハイブリット
のことを指していて、ホンダ様の特別な呼び方
だと思ってもらえれば良いと思います。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
こんな有様です!白い矢印の部分は全部エラー
となっています。特に気になるのががバッテリ
ーのマークですね。充電が出来ていない?
こういったバッテリーマークが連発する症状は
初めてのエラーなので、オルタネーターが故障
しているのかな?整備士あるあるですね〜。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ということでバッテリーテストを開始!!
どーせチャージ不良って出るんでしょ~~~。
どーせオルタネーターを交換するんでしょ~。
良好!良好!良好!の3連発。なんでやねん!
チャージ出来てません、とメーターに出てまし
たやん!(只今、関西色多めで書き綴っており
ますので今しばらくご協力とご理解のほどよろ
しくお願いいたします・・・・・・・・・・)
どういうこと?再度テスト。結果は同じ・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
あてもハズレ、今度はコンピューター診断を
行っていきます。ドキドキ。P1448
IPU冷却ファン回路異常?このエラーは初め
ましてですねぇ。色々ネットや資料で調べてみ
ると何やらメインバッテリー(IМA)を冷や
すファンモーター(IPU冷却ファン)か配線
かリレーかの異常みたいです。そもそもIPU
冷却ファンとは?端的に言うとメインバッテリ
ー本体を冷やす機能です。メインバッテリーが
熱をもってしまうと、本来の機能を発揮出来ま
せん。なので物理的に冷やしてあげる必要があ
ります。なのでまずは、IPU冷却ファンの
ヒューズから確認をしていきたいと思います。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
赤枠の53番の10AがIPU冷却ファンの
ヒューズになります。インバーターなどの機能
を背負っていますが、ここがミソです。色々な
資料をもとに算出できました。取説ではここま
でわかりません。47歳、恥ずかしながら老眼
になりながらも3度見くらいで確認できました
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ハイ、チーズ!パシャッ!配置図になります。
夏だし暑いし許して!(ため口だけども)
普段はこんなことは言わないけど、最近ブログ
が真面目とのご指摘があり、キャラ変と味変と
大変を掛け合わせながら、持前のポテンシャル
でなんとか、なんとかかんとか、で行きたいと
思います。という決意表明をこんな序盤でつま
づきながら・・・・・・・もし街で見かけたら
キャラ変した?とお声がけをしてくださいね!
全力でニコニコしながらハイ!とお答え致しま
す。実は私ごとでありますが、ゴルフにハマっ
てしまい沼状態でした。何を言いたいと言えば
自分の未熟さの乖離状態にありました。
ブログで少なからず発信している訳ではありま
すが、何者でも無い自分が・・・・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
とういことで赤矢印の部分がIPU冷却ファン
のヒューズになります。ヒューズは切れていま
せんでした。となると配線かモーターという
ことになります。ここでニワトリが先か?卵が
先か?問題ですが、恐らくまだ車も新しく距離
も70000キロ程度ということで、配線の
ショートを追うよりも、モーターを確認してい
くのが近道かと。そもそも配線がショートして
いればヒューズは切れていると思います。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
艤装図になります。メインバッテリーはトラン
クルームの下部にあります。IPU冷却ファン
は左後のタイヤ付近にあることがわかると思い
ます。今回はこのモーターを交換していきます
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ここからは高圧電源が多く張り巡らされている
のでゴム手袋を必ずして作業をします。まずは
赤○の部分のボルトを2本外します。このとき
サブバッテリーのマイナス端子も外しておいて
下さい。とにかく電源を完全にシャットダウン
します。もちろんリアゲートは閉めたら電源が
来ていないので開きません。なので作業が終わ
るまでは閉めることは出来ませんのでご注意く
ださい。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
蓋を開けたらブレーカーが見えて来ると思いま
す。赤矢印方向に押し上げて下さい。これで
メインバッテリーの電源を落とします。本当に
ここからの作業には十分注意してくださいね。
電気は目に見えないので恐ろしいです。
ここで余談ですが、ルパン三世の石川五右衛門
が、またつまらない者を切ってしまった。と
キメセリフがありますが、あれって、つまると
ころ、つまるつまらないの話ですかねぇ~。
すみません!と済みません!な感じ?これって
同音異義なのかな?
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
はい、パワーケーブルを外して行きます。赤矢
印の3本を先に外します。最後に青矢印のパワ
ーケーブルを外します。ここでの注意点はパワ
ーケーブルの端子の部分を絶縁テープで保護し
てくださいね。まさかのショートは事故に繋が
りかけないので。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ブレーカーを落とすことが出来たらIМAの
バッテリーカバーを外します。鉄のカバーに
なっているので重たいです。カバーを外す事が
出来たら内部電圧を知りたいので赤○の部分の
Vを測定していきます。30ボルト以下であれ
ば大丈夫です。10分位の放置で0Vにはなっ
ていました。何はともあれこれで電圧のリスク
は少し回避できますね。それでもゴム手袋は
しておきましょう。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
それではメインバッテリーからフレームを離脱
させます。このフレームが邪魔でモーターを
抜くことが出来ません。フレーム自体はフリー
になればよいです。赤矢印の部分の10ミリの
ボルトを全部外します。ここで訂正ですが上の
画像で右上にも1本ボルトがあります。なので
合計10本になります。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
両サイドの内張りは全部外してください。私の
手順だと大変なので、今思えば先に内張りを
外してから、電源系の作業という流れがとても
スムーズだと思います。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
いよいよモーターが見えて来ましたね。先に
配線を外して下さい。本数は1本になります。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
先ほどフレームをフリーにしてあるので矢印の
方向に持ち上げてモーターの抜くスペースを
確保します。ここではモーターが抜ける程度で
構いません。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ようやくたどり着来ました。これがIPU冷却
ファンになり、このモーターを今回交換しまし
た。作業の逆の順序で組み付けていきます。
バッテリーのマイナス端子も外してあるので、
エラーも消去されている状態になっているので
アイドリングで様子をみます。
またメインバッテリーが少ない場合は半分以上
溜まるまで様子をみます。
OK!ですね。最後にコンピューター診断をし
て不具合が無ければ作業完了となります。
IPU冷却ファンを外すにも様々の工程と知識
が必要となります。自己責任とはなりますが、
今回の作業は専門職にお任せした方が賢明と言
えますね。ご覧いただきありがとうございまし
た。
岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
を中心に、お客様の大切なお車を地域に45年
間お守りしております。
お車のチョットした疑問などを解決できる様に
日々心がけております。
また修理の見積もりのご依頼も承っております
ので静岡市清水区の岩下モータースにお気軽に
お問い合わせください。
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るので、ぜひ岩下モータースのホームページに
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