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スズキDA64Wのエブリィのオーバーフローを修理…

■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
こんにちわ。岩下モータスの望月です。
今回はスズキのエブリィの冷却水のオーバー
フローの修理方法を説明していきたいと思いま
す。
お客様からボンネットから白い煙が出でいると
慌てて連絡がありました。今日の気温は35度
と猛暑日Σ(゚Д゚)
急にエアコンが効かなくなり、しばらくすると
ぼあーーーんと、白煙(実は水蒸気です)
出て、直ぐに路肩に停止。外に避難。
ボンネットからボコボコ音が聞こえて、恐ろし
かったそうです。
興奮気味で状況を聞いて、なんとなく故障個所
がわかりまし。
さっそく修理開始です!まずはラジエターの
圧力テスト。水漏れはなさそうです。
これはスズキのあるあるなんですが・・・・
サーモキャップの(ラジエターキャップみたい
な感じ)故障です。
ラジエターのサブキャップ
↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
赤○の部分がサーモキャップです。
このキャップがクーラントの通り道を制御して
いるのですが、ここがつまるとオーバーフロー
をおこしてしまいます!オーバーフローとは
なんぞや?ですよね!
弁が閉まり行き場のないクーラントは圧力が
かかり、リザーブタンクに逆流します!
そうすると一気にクーラントがあふれ出し
ラジエターやエンジン内部の冷却水が無くなり
オーバーヒートにいたりますΣ(゚Д゚)
冷却水のオーバーフロー
↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
ラジエターのサブタンクは熱を持ってしまい
変形してしまったので、新品交換です。経験上
記憶にないですね。冷却水には不凍液というの
もが含まれていて、沸点を下げる効果もありま
す。それでもタンクが変形するということは
考えにくいです。チョットした疑問は残りまし
た・・・・・・・。
サーモケース
↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
サーモケースにアクセスするためには両サイド
のシートを外しセンターカバーをずらす必要が
あります。意外とスペースがないので、注意が
必要となります。交換したらエアー抜きが必要
となってくるので、6ミリのボルトを緩めて
おきます。
サーモスタット交換
↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
サーモキャップとハウジングとサーモスタット
を交換して無事に修理完了!
試運転後に再度エアー抜きと冷却後に冷却水を
補充!あとはスズキの愛車無料点検ををして
無事に納車しました!
今回はお客様も白煙がでてとてもびっくりされ
たと思います。こうならないためにも日ごろか
ら車両点検をおこなっておきたいものですね。

▼▼▼▼▼▼▼▼参 考▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
関連記事はこちらからどうぞ
スズキののオーバーフローの別の記事も紹介し
います。是非参考にしてみてください。
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