■■■■■■■■ブログ■■■■■■■■■■
こんにちわ。静岡市清水区で車の整備や車検を
行っている岩下モータスの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に質の高い記事をブログにて公開して
います。必ず解決できると思うので、是非参考
にしてみてください。またホームページ内の
ブログでは様々な修理情報も掲載しているので
是非ご覧ください。
■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
今回はニッサンティーダのエアコン不良の修理
事例を紹介していきたいと思います。
お客様から最近エアコンが効かなく見てもらえ
ないとの事でお車をお預かりいたしました。
早速ピットイン!今回の修理はなかなかの工程
をふんでいるので、最後までご覧ください。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
まずはエアコンゲージでテストしていきます。
試運転の時にはエアコンのコンプレッサーの
マグネットクラッチは一度も入っていません。
ゲージを見ると低圧側と高圧側が共に5キロ位
あります。勿論アイドリングを少し上げても
マグネットクラッチは入りません。この低圧側
と高圧側が同じ圧力な場合は(注意)特に低圧
は吸われるほうなので低くならなければなりま
せん。ということはコンプレッサーの低圧不足
といえ、コンプレッサーの内部圧力不良と判断
できます。この場合はヒューズも切れている
ことが多いので、ヒューズを点検していきます
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
まずはボンネットを開けると向かって右側に
コンピューターの塊があります。このコンピュ
ーターでは燃料やエアコン、スロットルなどを
制御している重要な部品が多く入っています。
最近はコンピューターがエンジンルームにある
ことが多いです。雨水が混入しそうな場所なの
に・・・・・。このコンピューターもツメが
4本で止まっているだけです。もう少し対策を
して欲しいものですね。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
コンピューターを引き抜き90度捻るとこんな
形で裏側を見ることができます。赤○の10A
がエアコンのヒューズになります。案の定ヒュ
ーズは切れていました。ここでほぼコンプレッ
サーは交換になります。がここからが一筋縄で
はいかないエアコンの修理。コンプレッサーを
交換しただけでは治りませんでした・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ということでフロントバンパーから外して行き
たいと思います。よくジャッキアップして外し
ている方を見ますがリフトアップしないとかな
り大変です。クリップだけで30個くらい外さ
ないとフロントバンパーは外せません!
熱中症には気をつけてくださいね。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
タイヤを外しフェンダーライナーを途中まで
外れる様な状態にします。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
見えにくくてすみません。赤矢印の部分の奥に
コンプレッサーがあります。外すには外ベルト
を外しておく必要があります。赤矢印の方法か
らコンプレッサーを抜いていきます。ボルトは
3本なので比較的簡単に外せます。
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
さて外す事が出来たらコンプレッサーの単体に
なります。車両側に付けた状態でも簡単に点検
は出来るのですが、今回は確実にマグネットク
ラッチが壊れていることがわかっているので
外してからの再度確認点検となります。
コンプレッサー自体は壊れているのは承知の上
ですが、赤○のマグネットクラッチの点検もし
ていきたいと思います。まずはバッテリーから
プラスとマイナスを引っ張り、マイナスはコン
プレッサーにボディーアース。プラスはコンプ
レッサーのカプラーのプラス側に接続します。
これでカチン!っとマグネットクラッチが入れ
ば・・やはり入りません。このコンプレッサー
は完全に壊れていますね!コンプレッサーを組
み付けて作業は終わりになるはずが・・・・・
ここからが話が二転三転しました・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
エアコンガスを途中まで入れていたところで
コンプレッサーは廻り始めましたが、低速で
コンデンサーファンが回りません。・・・・?
はて?コンデンサーが冷えなければ、冷却効果
はありません。よくよく調べると、低速側では
ファンは回らず、高速側ではファンは回ります
一体全体どういう状態?高速側でファンは回っ
ているので電気的なものかな?と配線図と同業
者のアドバイスをもらいながら故障箇所を探求
していきます。先程のコンピューターの中に
コンデンサーファンのリレーが入っていて非分
解なためコンピューターを交換していきます。
なぜ交換にいたったかといいますと、配線図か
ら追っていくとコンデンサーファンからファン
モーターまで信号が(低回転)出ていないから
です。やはりエアコンの修理は機械的なものと
電気的なものと並行しているので難しいですね
〜。いま思えばプレッシャースイッチを短絡
させる方法で調べていけば人工程飛ばすことが
出来たのかもしれませんが、こればかりは一つ
づつ潰していかないと原因はわかりません。
ということで部品待ち・・・・・・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
部品が届きました!画像を見ていただければわ
かる通り左が現在のもので、右が現行のものと
なっています。最初は部品の発注ミスかなと思
うほど中身が変わっています。ヒューズとリレ
ーの数と配置。即座に部品商に連絡しました。
回答は対策品になっているとのことで、心配い
りません!とのこと。念のためDラー様にも
確認したところ頻繁にマイナーチェンジを繰り
返していることのこと。そこでなんとなく理解
できました。
良く壊れることを・・・・・・・・・・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
ようやくコンピューターが到着!いよいよ作業
が終わる!コンピューターを交換してエアコン
ガスを再度補充。コンデンサーファンが回りま
せん!どういうこと?コンデンサーファンまで
低速側の信号も来る様になりました。
なぜ回らん!コンデンサーファンよ!これでは
一生冷房は効かないではないか!低速側も高速
側も電源が来るようになったのに!
おい!待てよ!いや、ちょい!待てよぉ!
まさかのまさか。いっぺんにここまで壊れてる
とは想像できませんでした。自分の未熟さと
経験値のなさを痛感しました。今回の修理箇所
はコンプレッサーとコンピューターと・・・・
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
この子でした。コンデンサーファン(クーリン
グファン)モーターの3点でした。ヒューズが
飛んでいる時点でコンプレッサーだと経験値だ
けで決めつけず、すべてを点検するべきだとお
もいました。卵が先か鶏が先か問題にはなって
しまいますが、ヒューズが飛ぶということは
(10アンペア)かなりの負荷がかかったと思
もわれます。結論というか持論にはなりますが
まずはコンプレッサーが壊れました。のちコン
デンサーファンが回りぱなしになり、モーター
が熱を帯びヒューズが切れ、何らかの負荷で
コンピューターが故障したと推測します。
いや〜全ては憶測で根拠はありません。でもな
にか理由を付けないと一度に3個も同時に故障
はしないと思います。先程も述べた様に卵が先
か鶏が先か問題ですが、誰か改善点が分かる人
がいれば是非ともご教授ください。
何はともあれ2週間も車を借りることになって
しまいました。エアコンの修理は実に奥が深い
なと思いました。
岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
を中心に、お客様の大切なお車を地域に45年
間お守りしております。
お車のチョットした疑問などを解決できる様に
日々心がけております。
また修理の見積もりのご依頼も承っております
ので静岡市清水区の岩下モータースにお気軽に
お問い合わせください。
▼▼▼▼▼▼▼▼チェック▼▼▼▼▼▼▼▼▼
修理情報や電装品の取付なども多数掲載してい
るので、ぜひ岩下モータースのホームページに
遊びに来てくださいね。
岩下モータースにGO~
▲▲▲▲▲▲▲▲チェック▲▲▲▲▲▲▲▲▲
ここで岩下モータースについて少しご案内をさ
せて頂きます。見逃し厳禁↓お得な情報が盛り
だくさん掲載されているので是非ご覧ください
弊社では、静岡市清水区で女性一人でも安心し
て車検ができるおすすめの店舗です。代車の提
供や納車のサービスがあり、修理には中古や
リビルト品を使用しています。
いかがですか?静岡市清水区の岩下モータース
ではディーラー品質で低価な車検を
お客様に提案できます。見積もりまでは無料な
ので、是非とも岩下モータースまでお問い合わ
せください。
またナリタオートサービス様の公式ページの
ブログでも参考になる記事が沢山あるので是非
参考にしてみてください。
ナリタオートサービス