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今回はホンダのアクティトラックのエンジン
不調とエンジンチェックランプの点灯を修理し
たいと思います。
まずはお客様から、エンジンが走行中にバラつ
いて力が出ないということと、それと同時に
エンジンチェックランプが点灯したとのことで
連絡を貰いました。
入庫してみるとエンジンがバラついて(まるで
二気筒、ハイ!一本打ってませんね)いたので
まずは・・・・・・・
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コンピューター診断をしていきます。
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↑点火システム故障と診断されました。
やはり一本打っていませんね。診断通り3番の
エラーが出てるので、3番のプラグかダイレク
トコイルが故障しているといえます。
今回はコンピューターが無くても、自分で故障
箇所を追求出来る方法を紹介していきたいと思
います。
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↑まずはエンジンカバーを開けます。
ボルトは4本で12ミリです。
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↑ダイレクトコイルについているボルト三本を
外します。
いよいよここからが故障探求のやり方です。
まずは3番のダイレクトコイルを外します。そ
の時にカプラーは外しません!またコイルから
電気が流れるので、ガソリンの引火や感電に
注意して安全に行って下さい。(自己責任でお
願いします)。今回は見やすくするために、わ
ざと外に出してありますが、故障探求をする
場合は、ダイレクトコイルを納めた状態で少し
浮かす程度で確認できます。
この状態でエンジンをかけます。
もともと二気筒の状態なので、三番を抜いた
状態で、エンジンのバラつきがより悪くなるな
ら三番は正常だと判断できます。
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↑エンジン音
(カッタンカッタンカッタン)のちエンスト!
二気筒が一気筒になりました。ということは
三番は正常です。
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↑エンジン音
(カッタンカッタンカッタン)のちエンスト!
二気筒が一気筒になりました。ということは
二番は正常です。
引き続き二番のダイレクトコイルも、同様の
やり方で調べていきます。
やはりエンジンがよりバラつきます。
二番も正常ですね。
次に三番のコイルですね。結果は
わかってますが~
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↑エンジン音
(ブスブスブスブスブス~)
二気筒のままです。ということは一番は故障
していると判断できます。
何故なら、三番と二番はしっかりと点火して
いるといえるからです。
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↑三番のシリンダーはこの通り、オイル漏れで
ダイレクトコイルがオイルまみれですΣ(゚Д゚)
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↑まずはパーツクリーナーでシリンダー内を
洗浄していきます。
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↑赤矢印部分プラグシールを交換して、青枠の
ダイレクトコイルは中古品で対応したいと思い
ます。
■■■■■■■■まとめ■■■■■■■■■■
あとは組み付けて作業終了となります。
皆さん、どうでしたか?意外な方法でダイレク
トコイルを点検出来ることが出来ました。
しっかりと安全を確保出来れば、決して難しい
作業ではありません。もしわからないことがあ
りましたら、ご連絡ください。
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岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
を中心に、お客様の大事なお車の
修理を行っております。
地域に45年!そのノウハウで販売、修理
鈑金塗装等、幅広い仕事をさせて頂いて
おります。
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