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    スズキのМH44SのワゴンR。ISGベルト交換。

      ■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
      こんにちわ。岩下モータスの望月です。
      今回はスズキのМH44SのワゴンRベルトの
      交換です。このISGベルト交換は特殊工具が
      ないと交換できませんΣ(゚Д゚)
      ベルトの張りを調整するのはテンショナーや調
      整用スティなどが用いられますが、近年の車両
      にはISGベルトやストレッチベルトなどの
      特殊なベルトが増えてきています。
      МH44SのワゴンRはその両方が装備されて
      いるので、知識と特殊工具がないと交換できま
      せんΣ(゚Д゚)正直言って今回は苦戦しました!
      その苦戦っぷりをお届けしていきたいと思いま
      す。
      剥がれたベルト
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      走行中に粉砕したベルト達です!お客様も突然
      バタバタと異音がしたのでビックリして急停車
      したとのことです。ISGベルトはアイドリン
      グストップやブレーキ充電などでかなりベルト
      に負荷がかかるらしく、前兆もなくプツンと
      切れるらしいです( ´∀` )

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      まずはリフトアップをして赤枠の部分のアンダ
      ーカバーをはずしていきます。クリップはだい
      たい10個くらいですかね。割れやすいので
      注意が必要ですねぇ~。
      SST
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      これが特殊工具になります。テンショナーを
      ガイドで引き上げてベルトを脱着するだけのと
      てもとても高価な道具ですね。一本のベルトを
      外すのだけなんだけどね~(この辺から徐々に
      苛立ちがぁ)色々考えてもしかたがないので
      作業にとりかかります。
      新品交換
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      左側がテンショナーになります。油圧式でオイ
      ル漏れも起こしていたので交換していきます。
      赤○の部分を17ミリのボックスで負荷をかけ
      てベルトを外したくなりますが、決してやめて
      下さい!!ボルトがなめます!!
      そんな時の特殊工具ですね。

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      赤矢印の部分がスペーサー付きのボルトで黄色
      矢印の部分が10ミリボルトになります。
      テンショナーは合計2本のボルトですね。狭い
      のでクランクプーリーを外したいところですが
      クランクプーリーを抜くのにはエンジンを少し
      下へずらす必要があります。ひぇーーーーーー
      ってなっちゃいますよね。なのでクランクプー
      リーを外さず、気合で!

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      テンショナーが付きました。独り言は徐々に
      増えていきます( ;∀;)

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      赤矢印の部分のエンジンマウントのボルトを外
      します。1本なのでエンジンが脱落することは
      ありません。スペーシアとハスラーはアースボ
      ルトを外してスペーサーをかう必要があります
      。ベルトを交換するだけですけど( ´∀` )

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      こんな感じで特殊工具を装着していきます。
      赤矢印の部分のエンジンマウントボルトを締め
      付けて準備完了。画像にはありませんが左の
      穴に特殊工具を調整止めをするボルトがありま
      す。特殊工具ってホント特殊ですね!この辺で
      は私もかなり呆れています。

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      まだまだいきますよ~。先ほどのテンショナー
      の支点(赤○の部分)に特殊工具の(黄色矢印
      )ガイドをはめ込みます。六角でなくて〇で
      よくない?六角だとみんなボックスをはめたく
      なりますよね?話せば長くなりそうなので割愛
      させていただきます。

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      赤枠の部分にカチッとガイドをはめ込みます。
      ここからは独り言になるので、お見苦しい話に
      なるかもしれません。あくまでも独り言なので
      スルーして下さいね。
      (しかしながらどういった経緯でこの仕様を
      採用したのか分からない!最近ではとにかく
      軽量化を目指して、スペアタイヤは無くなるし
      ベルトテンショナーも無くして、外装も鉄板か
      らプラスチックに移行されて、配線類は銅線か
      らアルミに変えることにより30キロ減に。
      このテンショナーも削減だろうけど、おそまつ
      すぎではないかい・・・・・プンプン)


      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      気を取り直して作業進行。この部品はストレッ
      チベルトを購入すると付いてくるガイドです。
      右側はクランクプーリーにはめ込み、左側は
      ウォーターポンプのプーリーにはめ込みます。

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      あとは赤○の部分のクランクボルトを時計回り
      に回してストレッチベルトをおさめます。
      ベルトの調整はないのでエンジンをかけて様子
      をみてベルト交換の終了です。

      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      もう最後は画像もピンボケ( ´∀` )
      でもとてもやりがいがありました!

      ■■■■■■■■まとめ■■■■■■■■■■
      特殊工具の重要性を改めて痛感しました。これ
      からも色々は人と情報交換をして、知識を高め
      て行きたいと思います。

      ▼▼▼▼▼▼▼▼参 考▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
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