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ダイハツムーヴL150Sのアイドリング不良は清…

アイドリング17
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こんにちわ。静岡市清水区で車の整備や車検を
行っている岩下モータスの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
ています。
必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
てください。
■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■
こんにちわ。9月に入ってもまだまだ暑いです
ね〜。みなさん熱中症対策を忘れずにしてくだ
さいね。
さて今回はダイハツムーヴのアイドリング不良
の修理方法を紹介していきたいとおもいます。
お客様から2ヶ月前くらいから、信号待ちや
坂道での加速不良が頻繁にあり、最近ではエア
コンを使うと走行困難になるとのことで、連絡
がありました。早速入庫しましたが、とっても
走れる状態ではありません。エアコンを切れば
なんとか走れるレベルですがこの夏にエアコン
無しでは・・・・・ということでピットイン!
ここでのダイハツ様の特徴として、ダイレクト
コイル、プラグの失火かスロットルボディーの
不具合があげられます。今回はプラグやダイレ
クトコイルは正常に作動していてアイドリング
もバラツキがないので、スロットルボディーを
疑い修理をしていきたいと思います。
私の経験上ダイハツ様のアイドリング不良は
ほとんどスロットルボディーの不具合の一択と
なります。逆にスロットルボディーでない場合
で治らなかったケースは稀なので、是非参考に
してみて下さいね。では修理方法を紹介してい
きたいと思います。
アイドリング1
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
赤○の部分がスロットルボディーとなります。
このスロットルボディーを外して修理していく
のですが、簡単には外すことが出来ません!
意外とパッキンなどの部品もでるので、是非と
も参考にしてみて下さいね。
アイドリング2
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
まずはアッパーケースを外します。ジャバラ

ホースも外して行きます。ここまでは簡単です
ね〜。出来ればこの時点でバッテリーのマイナ
ス端子を外しておくことをオススメします。
これから色々な配線を外していくので、万が一
にキーオンをしてしまうことで他のエラーを
拾ってしまうことがあるので、なるべく配線の
ショートやエラーを防ぎたいので、対策として
端子は外しておきましょうね。ここは賛否は
あるかもですが、私はこの先の自己学習機能の
こともあり、外して行きます!このひと手間で
かなり楽になります。が、パワーウィンドウな
どの再設定も必要となります。
ここでは色々な說明をあえて省きますが、マイ
ナス端子は外しておきましょう。
アイドリング3
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
これからはスロットルボディー本体を外して
行きたいとおもいます。赤○の部分のボルトを
まずは緩めておきます。この作業は次の作業に
つながるので一旦緩めるだけにしておいてくだ
さいね。スロットルボディーの入り口だけを
見るととてもキレイに見えますよね〜。
少しスロットルボディーの清掃だけでは治らな
いではないか?不安ですよね?大丈夫です。
よくあるあるですが、キャブクリーナーを散布
してアイドリング不調を改善しようとこころ
みる方もいらっしゃいますか方もいますが実は
スロットルボディーの裏側に問題があることが
多く、スロットルボディー自体を外して、清掃
しないと改善されないことがほとんどです。
少し面倒ですがスロットルボディーは完全に
外しましょう。キャブクリーナーを吹きかけた
だけではまったく改善されないです。なので
私はスロットルボディーを新品交換とか中古と
かで対応したことがありません。なぜなら清掃
でほとんどケースで修理出来てしまうからです
アイドリングスピードコントロールバルブなど
が劇的に不良している場合や水没している場合
等以外は、ほぼ改善されます。なので本当に
参考にしてみて下さいね。
アイドリング4
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
てな感じで作業を進めて行きたいと思います。
赤ラインのステイを矢印方向に外して行きたい
とおもいます。ハーネス関係をごっそり移動
させる感じで4箇所のボルトやナットを外しま
す。ここが意外と面倒くさいのですが、プロの
テクで・・・・・・・・・
アイドリング5
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
てな感じでスロットルボディーを外し・・・・
ここでタペットカバーも外しました。ここで
テクニックがある人はタペットカバーを外す
必要はありません。ここでの判断は赤矢印の
ウォーターラインを外せるかどうかです。
私は自身が無いのでタペットカバーを外しま
した。
アイドリング10
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
いや〜スロットルボディー様!酷い有様ですね

〜。真っ黒すぎですね。キャブクリーナーと
綿棒を駆使して清掃していきます。
以前にキャブクリーナーでの清掃方法を說明し
てあるので端的にお話します。まずはゴシゴシ
と磨かき過ぎないことと、バタフライの接地面
はキレイにすることですね。いずれにしても
気になる方はブログ内の関連記事を参考にして
みて下さいね。ただ今回のスロットルボディー
の清掃はここまでではありません。
アイドリングが不安定なことが問題であって、
エンストや加速不良の症状ではないので、さら
にスロットルボディー自体を清掃していきたい
と思います。
アイドリング11
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
スロットルボディーのISCV、アイドリング
スピードコントロールバルブの略ですね。それ
を分解していきます。基本的に非分解な部分
ですが今回は分解していきます。実はこれで
治ってしまうことがほとんどです。でも流石に
非分解でだけあって6ミリもビスを外すのも
容易ではありません!4本あるのですがメチャ
クチャ大変です。外し方も関連記事であるので
参考にしてみて下さいね。
アイドリング15
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
てな感じでISCVが外すことが出来ました!
赤矢印の部分がクルクル回り、ISCVの肝で
もあるシャッターを開閉してエアーの通り道を
制御しています。ここが固着してしまうとアイ
ドリング不良に直結してしまいます。
固着の原因はカーボンです。こればかりは目に
見えないのでメンテナンスのは出来ませんね。
アイドリング17
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
今回はなかなかのピントでシャッターを撮影し
てみました。青矢印がクルクル回ることで赤矢
印の部分のシャッターがエアーの通り道を制御
しています。清掃後でキレイになっていますが
アイドリング不良の原因はこのシャッターの
固着が原因と考えられます!
アイドリング20
↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
最後に全てを組み付けてますが、自己学習機能
を行いたいと思います。赤矢印のバックアップ
ヒューズを10分程度抜きます。
あとはエンジンをかけて20分位アイドリング
してみて下さい。きっとアイドリングは安定し
ていると思います。

岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
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