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ダイハツハイセットVのオルタネーターの修理!2…

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こんにちわ。岩下モータースの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様にブログこ公開しています。是非参考
にしてみてください。
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今回はお客様からエアコンを入れると異音が
するとのことで、入庫しました。
早速エンジンをかけます。ギュルギュルギュル
っとベルトの音がしてます。かなり大きな音
です。さらにエアコンをON!
ギャーーーーーーーーーーーーーーーー
っと激しい異音Σ(゚Д゚)
すかさずキーをOFF!
どういうこと?
恐る恐る両サイドのシートを上げてみます。
(猫が入っていなければいいけどなぁ~)
ほっ。猫は入っていません(笑)
でもどこかが激しく破損してそうには
みえません!下の画像がそうです。
ベルト1
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改めてよく見てみます。
もう一度キーをON!ギャーーーーーーー
オルタネーター(ダイナモ)が脱落して、ガタ
ガタして暴れていますΣ(゚Д゚)
↓の画像で確認できると思いますが赤○の部分
の支点ボルトが途中で折れている状態です。
オルタネーターが斜めになり、ベルト自体が
クランクプーリーにめり込んだ状態で、回って
いました。
これでは、あの大きな異音にも納得できます。
昔からなのですが、ダイハツあるあるです。
たぶんディラー様に持っていけば、〇十万円
コースですΣ(゚Д゚)
それぐらいここのボルトが中で折れると
大事になってしまいます。
ベルト2
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え!!!!!!!!!!!!!!!!!!
↓の画像の赤○の部分も折れてるΣ(゚Д゚)
もう笑うしかありませんね(笑)
このボルトはオルタネーターの調整用ステイ
です。
こ、これはもう致命傷?なおるの?

ベルト3
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↓の画像の赤四角部分があるはずのボルトと
折れて既に走行中に落としただろう部分です。
何故この修理が大変でお金がかかるかというと
ディーラーではエンジンを一度、降ろさないと
いけないからです。
でも、岩下モータースなら、加工修理でエンジ
ンを降ろさずに修理してしまうから、安く修理
が出来ます。
ボルトの折れ
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それでは修理方法を説明していきますね~。

タップもみの作業
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まずは赤○の部分にタップをもみます。
オルタネーター部には12ミリのところのに
14ミリのタップをもみます。
ステイ部には10ミリのところに12ミリの
タップをもみます。
作業スペースも狭く、タップも垂直に入れてい
かないとならないので、ここでは画像があり
ませんが、様々の工具と感が必要です。
タップをもむのに2時間くらいかかりました。
でもここが全ての肝です。
ベルト4
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後は↑↓のボルト穴に合う長さのボルトを
作成します。今回はスプリングワッシャーを
入れる計算で、4、3ミリと3、5ミリのボルト
を自作して、しっかり締め付けて無事に
作業完了!
ボルトの加工
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ベルトもかなり損傷が激しかったので新品に
交換しときました。
ベルト交換1
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ベルト調整も終わり、あの恐ろしい異音も
無事に解消されました。
まる1日の作業でしたが、やりがいがあり
久々の難関作業でした笑。

▼▼▼▼▼▼▼▼参 考▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
関連記事はこちらからどうぞ
ベルト交換や調整方法を多数掲載しています。
参考にしてみてください
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ので静岡市清水区の岩下モータースにお気軽に
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