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    ダイハツハイゼットのエンジン不調と自己学習を【…

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      こんにちわ。静岡市清水区で車の車検や整備を
      行っている岩下モータースの望月です。
      こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
      チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
      出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
      ています。
      必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
      てください。
      症 状
      今回の修理の紹介はダイハツハイゼットカーゴ
      のエンジン不調です。とにかくエンジンがかな
      りバラツキまともに走る状態ではありません。
      早速コンピューター診断をしてみました。

      1番のダイレクトコイルかスパークプラグが、
      ミスファイヤーしているのと、ISCVの作動
      不良が確認出来ました。結果ミスファイヤーに
      ついてはダイレクトコイルが原因でした。
      エンジン不調1
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      ここで1番のダイレクトコイルは交換して様子
      をみてみましたが、エンジンのバラツキは少し
      収まったものの、依然として調子は改善できま
      せんでした。ここで
      ISCVの点検にはいって
      いきます。ISCVとはアイドリングスピード
      コントロールバルブのことで、アクセルの開度
      などによりどのくらいエアーを送ってエンジン
      がエンストしない様にするかをコンピューター
      で制御している部品です。
      なので、バルブの固着で正常に作動していない
      ためエアーを吸えずにアイドリング不調を起こ
      していると思われます。
      エンジン不調2
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      では早速ISCバルブを外して点検をしていき
      ます。○の部分がISCバルブになります。
      ここだけを外す事も出来ますが、今回はスロッ
      トルボディ本体を外して点検していきます。
      この手のエラーはほとんどが洗浄で治ります。
      スロットルボディの内部が汚れている場合は
      いくらISCバルブを清掃しても、同じ症状に
      必ずなります。なのでこのひと手間で、劇的に
      症状は改善されることが多いです。
      エンジン不調3
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      まずは○の部分(5カ所)の8ミリのボルト
      ○のウォーターライン、色矢印の部分の
      カプラーを外します。これでスロットルボディ
      は外せます。ごめんなさい!アクセルワイヤー
      も外しておきます。このときに冷却水も少し
      漏れるので、下にバケツなどを置いた方が、
      良いと思います。あと赤いゴムパッキンが変形
      している場合は新品交換してください。ここで
      エアーを吸い込んでしまうとアイドリングが
      不安定になったり、ふけが悪くなったりします
      ので注意が必要です。
      エンジン不調4
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      スロットルボディ本体が外れたら、ISCバル
      ブについているビスを外すのですが、かなり硬
      いので注意が必要です。もしビス穴がなめてし
      まったら点検すら出来ないので必ず慎重に作業
      をして下さい!
      エンジン不調5
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      ○の部分がバルブになります。もう致命的に
      真っ黒なすすが付いていることがわかると思い
      ます。このすすをキレイにキャブクリーナー
      などで除去して、バルブ自体の固着した動きを
      良くしてあげることでアイドリング不調は改善
      出来ます。
      エンジン不調6
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      矢印の部分を見て頂ければ一目瞭然だと思い
      ます。キャブクリーナーと綿棒をしようして、
      ススの除去をしました。また○の部分のスロ
      ットルボディ内部の清掃は、以前のブログでも
      詳しく説明しているので是非参考にしてみてく
      ださい。必ずピカピカにするような作業はNG
      だということです。
      エンジン不調10
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      全てを組み付けて冷却水も補充したら自己学習
      をしていきます。この作業をしないことには、
      もともとの調子の悪い状態のデーターがコン
      ピューターに入っているので、アイドリングは
      不安定なままになっています。なので自己学習
      をする事で、正常な状態に戻す事が出来ます。
      よくバッテリーのマイナス端子を5分程度外し
      てから電動ファンが回るまで暖気をする方法も
      ありますが、ナビデーターや様々な初期設定が
      必要になって来る車もあるので、注意をして下
      さい。この車は平成21年式なので4-13を
      短絡させます。
      エンジン不調11
      ↑↑↑■■■■↑の画像を参照■■■■↑↑↑
      サービスカプラーは年式によりことなりますが
      運転席の足元にあるので、覗き込んで下さい。
      短絡方法は針金など電気を導通出来るものなら
      何でもよいです。
      手順方法を紹介していきたいと思います。まず
      クリップを差し込みキーをONの状態にします
      この時にエンジンはかけません。次にヘッドラ
      イトをON。空調ブロアーをON!アクセル
      全開位置で10秒以上踏み込んで離します。
      次に空調ブロアーをOFF!ヘッドライトを
      OFF!キーをOFF!クリップを直ぐに抜い
      て5秒後にエンジンをON!3秒後にエンジン
      始動。アイドリング後に試運転をして学習を
      させます
      少し大変な作業とはなりますが、これでアイド
      リング不調は解決出来ます!

       

      岩下モータースでは静岡市から富士市エリア
      を中心に、お客様の大切なお車を地域に45年
      間お守りしております。
      お車のチョットした疑問などを解決できる様に
      日々心がけております。
      また修理の見積もりのご依頼も承っております
      ので静岡市清水区の岩下モータースにお気軽に
      お問い合わせください。

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      修理情報や電装品の取付なども多数掲載してい
      るので、ぜひ岩下モータースのホームページに
      遊びに来てくださいね。
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