スズキパレットのエンジン不調とアイドリング不調はこれで解決

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スズキパレットのエンジン不調を解決【超解説】

スズキパレットのエンジン不調を解決【超解説】

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こんにちわ。岩下モータースの望月です。
こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
出来る様に、質の高い記事をブログにて公開し
ています。
必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
てください。
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今回はスズキのパレットのエンジン不調の修理
になります。今朝お客様から車が全然走って行
かないということで、入庫しました。お客様は
ミッションが壊れてしまった？と心配されてい
ましたが、明らかにエンジン不調です。
コンピューター診断をかけると、３番ミスファ
イヤーを拾っています。３気筒のエンジンなの
でよくいう、１本打ってないってやつですね！
ミッションで無くて良かったです！
今回はコンピューター診断機が無い場合の点検
方法をご紹介させていただきます
何はともあれプラグとダイレクトコイルを点検
していきます。

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まずは赤矢印の部分のエアクリーナーケースや
ダクト、スティ等を外して行きます。左上の
ケースは外しにくいので、ワイヤーをずらして
おくと、作業は楽になります。

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すると３本ダイレクトコイルが見えてくると思
います。８ミリのボルトは外しておいてくださ
い。あと赤○の部分のところですが、この後に
エンジンをかけるので、少し塞いでおきます。

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こんな感じになります。エンジンをかけた時に
オイルが噴出さないように、蓋をします。
長時間エンジンをかけることはないので一時的
に蓋が出来ればいいと思います。圧力もあまり
かからないので、軽くティッシュで塞ぐ程度で
もいいと思います。

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いよいよダイレクトの点検です。今回は３番が
ミスファイヤーと解っていますが、１番から
診断していきます。
まずは１番のダイレクトコイルを赤矢印方向に
浮かせます。カプラーは抜きません！
この状態でエンジンをかけます。もともとアイ
ドリングがバラついている状態だと思うので
ダイレクトコイルを浮かせた状態で、バラつき
が更に悪くなるなら、１番のダイレクトコイル
は正常と判断できます。

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次に２番のダイレクトコイルを診断します。
先ほどの１番のダイレクトコイルは一度納めて
おきます。あとは同じ手順で診断をしていきま
す。やはり２番もエンジンのバラつきは悪くな
りました。ということは正常です。

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今度は３番ですね！結果は解っていますが同様
に診断していきます。するとアイドリングの
バラつきは変わりません！変わらないというこ
とは、機能していないと判断できます。
ここでようやく３番のミスファイヤーが判断で
きますね。因みにプラグ良否ですが、以前の
ブログでも紹介しているので、是非参考にして
みてください。

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今回はダイレクトコイルをリビルト部品で
対応させて頂きました。出来ればですが予算が
あるのであれば、３本とも交換した方が良いと
思います。