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    ホンダNーONEのリアブレーキの修理はこれで解決

      ■■■■■■■■ブログ■■■■■■■■■■
      こんにちわ。岩下モータースの望月です。
      こちらのブログでは、お客様のお車のお悩みや
      チョットした疑問を、日々の作業の中で解決が
      出来る様に、質の高い記事をブログにて公開
      しています。
      必ず解決できると思うので、是非参考にしてみ
      てください。
      ■■■■■■■■症 状■■■■■■■■■■

      今回は新車から7年間、リアブレーキをオーバ
      ーホールしたことがないとの事でお客様からの
      依頼をうけました。症状的にはサイドブレーキ
      が深くなったことと、ブレーキの踏みしろが
      深くなった事でした。車検のついでに今回は
      リアブレーキのオーバーホールもしていきたい
      と思います。なんせブレーキは車とお客様の
      安全を守るための装置です。毎日のように乗っ
      ている愛車だからこそ点検が必要なのかもしれ
      ませんね。
      ではリアブレーキのオーバーホールを紹介して
      いきたいと思います。

      リアドラム
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      まずはタイヤを外します。赤矢印の部分がドラ
      ムといってブレーキの生命線になります。
      ブレーキシューが外側に張り出すことにより
      ブレーキドラムに圧力をかけて制動力を得る仕組
      みになっております。まずは外側のドラムを外し
      ていきますね。
      リアブレーキ2
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      内部はこんな状態になっています。7年非分解
      のわりには意外とキレイな方ですね。パーツ
      クリナーとエアーブローでキレイにしていきま
      す。ブレーキのオーバーホールはとても大切で
      弊社では2年に一度の頻度で交換しています。
      カップキット
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      だいぶキレイになりましたね。赤○の部分には
      左右にピストンが内臓されています。
      ブレーキオイルの油圧でピストンが外に押され
      てドラムを減速させて結果タイヤに減速動力を
      伝える事で車は止まります。
      ホースバンド2
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      まずはブレーキホースバンドでオイルラインを
      カットします。この作業によりブレーキ分解
      の時に流れ出すブレーキオイルをカットして
      作業効率化を図ります。またブレーキオイルを
      交換したい場合は別記事に掲載してあるので
      是非参考にしてみてください。
      パイプレンチ
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      ブレーキオイルラインをカットしてあるので
      シリンダー本体を外していきます。
      赤矢印はパイプレンチで外しておきます。赤○
      の部分は8ミリのナットです。これも外してい
      きますね。
      ブレーキライン
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      三本を外すとこんな感じです。ここにあった
      小さなシリンダーがリアブレーキの要になって
      いたなんて・・・・・・・・・・・・・・・。
      カップ交換
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      この画像がリアブレーキのオーバーホールの
      全体図になります。意外とキレイです。
      整備士的には良好判定です。ただサイドブレー
      キ不良とのことで今回はその辺も調整していき
      ますね。
      シリンダー清掃
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      まずはシリンダー内の研磨と清掃です。ワイヤ
      ーブラシドリルでピストン内部のサビや汚れを
      除去して行きます。最近のシリンダーはアルミ
      性になっていることが多く、その場合は柔らか
      いので注意が必要です。汚れを取るくらいで
      十分ですね。
      シリンダー内
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      7年間交換していなかったカップ部を交換して
      こんなにもキレイになりました。ブレーキの
      オーバーホールの本来の目的はシリンダー内を
      キレイにすることもそうですが、カップ自体の
      交換を目的としています。カップ(ゴム)も
      経年劣化やふやけが生じてブレーキオイルが
      漏れる事でブレーキが効かなくなります!
      ここが一番解決したいところなんです!
      調整ダイヤル
      ↑↑↑■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑
      今回のキモとなるサイドブレーキが深いとの
      ことで赤矢印の部分を調整していきます。
      ダイヤル部を下に回すことでブレーキシューが
      開きサイドブレーキが外に張り浅くなります。
      今回のお客様の悩みはこれで解決できました。

      ■■■■■■■■まとめ■■■■■■■■■■
      ブレーキ部は前輪も後輪もとても重要でお客様
      の安全安心を守るものだとおもいます。
      結構オイル交換は気にしてくれるお客様もいる
      のですが、ブレーキまでは、、、、
      是非とも定期点検や車検時でブレーキ回りも
      点検されてみてはいかがでしょうか?

      ▼▼▼▼▼▼▼▼参 考▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
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      ブレーキの修理を多数掲載しています。
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